子どもの成長~五感と脳~

子どもの成長に大事な「五感」とういものがあります。 五感=視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚です。 五感を使うことで子どもの育ちにはどう影響するか… 五感を使うということは…脳を刺激することです。 脳は「からだの脳」「おりこうさん脳」「こころの脳」と大きく三つにわけることができます。 受験に向けて賢く育てたいと考えると「おりこうさん脳」を育てたいと思いますよね。 「おりこうさん脳」は「からだの脳」の上にのっかっています。ということは「おりこうさん脳」が大きくなっても「からだの脳」に力がないと支えることができません。つぶれちゃいますね!また、それをつなぎとめるのが「こころの脳」です。 ということはどれか一つを鍛える!ということはできないということです。 そしてそれらを成長させる力が五感です。 目で見て、耳で聞いて、匂いを嗅いで、味わって、肌で感じて脳を刺激すことが必要不可欠です。 勉強の環境を整えて勉学に力をいても脳に与える刺激はよい刺激にはなりません。 例にあげると同じテレビ番組を永遠とみている感覚です。脳によい刺激をあたえるには新しいものを見て、触れることでさらに興味や関心がわきたてられ、そこに想像力という力の発展もみられるようになります。 同じものからでは想像力や表現力がひろがりません。勉強では学べない大事な力をつけるにも日々規則正しい生活を心掛け、勉強の環境と外に出る時間、そして言葉がけでたくさんの情報と知識を伝えることです。 それらを満遍なくこなしていくことで脳への刺激となり「おりこうさん脳」を支える「からだの脳」が発達し、「こころの脳」がそれらを強く結んでくれるようになります。「からだの脳」と「こころの脳」は集中力や忍耐力といった基礎力をあげてくれる脳です。この力は勉学の基礎でもあります。この力なくしては学力をあげたりすることはできません。 バランスのよい生活環境をつくり、勉強にしばられないようにしましょう。 脳の育ちは小中学生とは違います。幼児期において大事な育ちと力をつけることです。